専攻事務室からお知らせ

専攻事務室からお知らせ

事務室の窓口は対応時間を短縮しております。
窓⼝受付時間 10:00〜14:00(平日)

現在、3号館玄関は施錠されています。
事務室にご用の方は、まずは問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
また、キャンパスへの入構には以下の手続きが必要です。
入構手続きの詳細は以下をご確認ください。

入構手続き<学内者>
1. 「東京大学新型コロナウイルス健康管理報告サイト」にて体温と体調の報告をする。
2. 入構時に、サイトへの登録アドレスに届いた「入構可」のメールを提示する。「自宅待機」となった場合は入構ができません。
レベル0.5での入構フロー図 <学内者>

COVID-19に関連した情報は東京大学の「新型コロナウイルス感染症に関連する対応について」とシステム創成学専攻の「システム創成学専攻・学科・TMI 学生用COVID-19ポータル」にアップされるので、頻繁に確認するようにしてください。

よくある質問を学生生活ガイドにてご案内しております。問い合わせの前にご一読ください。※学生生活ガイドはIDとPWが必要です。英語版は作成中です。

<学外者>
原則、入構不可。詳細は、各キャンパスの入構制限情報(本郷・駒場・柏・その他)をご確認ください。

専攻COVID-19ポータル 学生生活ガイド

東大COVID-19ポータル入構手続き<学内者>

 

問い合わせフォーム

【受賞/表彰等】川崎智也講師が日本物流学会において日本物流学会賞(論文等の部)を受賞しました。

【受賞/表彰等】川崎智也講師が日本物流学会において日本物流学会賞(論文等の部)を受賞しました。

1. 氏名
川崎智也
2. 学部・研究科、学科(類・課程)・専攻等と学年
工学系研究科システム創成学専攻
3. 受賞した賞の名称と簡単な説明
日本物流学会は商学,経済学,工学の研究者および物流に関連する実務者など,2020年9月現在464名の学会員で構成されており,同賞は当該年度において物流に関する学問体系の確立に顕著な研究業績を挙げた会員に対して贈られる賞です.今回は日本物流学会誌に掲載された論文「地方コンテナ港のインセンティブ助成の実証分析」が,表記の賞を受賞しました.
4. 受賞された研究・活動について
受賞論文は,近年の日本のコンテナ港湾に関する種々のデータを利用し,地方コンテナ港湾が荷主や船社に支出した助成の効果を実証的に分析したものです.論文では,インセンティブ助成の金額の多寡が港のコンテナ輸出入量やフィーダー航路に影響するとは言えないことなどが示されており,今後の港湾政策に対する示唆に言及しています.
5. 今後の抱負・感想等
今回の受賞論文では,地方港湾による助成金の効果の検証を実証的に行っていますが,港湾貨物量だけでなく,フィーダー航路の増便にどの程度寄与しているかを詳細に分析したことが評価されたポイントと考えています.また,今後の地方港のあり方を考える上で,輸出量の多寡だけでなく,付加価値貿易からの視点で輸出産業の育成を図っていくことが重要であると考えており,川崎研究室ではこの視点も考慮した社会的に望ましい物流システムのあり方を模索していきたいと考えています.

【Awards and Commendations】 Tomoya Kawasaki received Best Paper Award of Japan Logistics Society at Japan Logistics Society.

1. Name
Tomoya Kawasaki
2. Faculty/Graduate School, Department (Stream / Program) / Major
Graduate School of Engineering, Department of Systems Innovation
3. Name of award and short explanation about the award
Japan Logistics Society (JLS) consists of 464 academics and practitioners from the fields of commerce, economics, and engineering. This award is given for one of the members of JLS who published the most outstanding paper for establishing academics of the logistics study. In this year, our paper entitled “An empirical analysis on the Japanese regional container port policy focusing port incentive-subsidies” published in the Journal of JLS is awarded as the best paper of the year.

4. About awarded research
The awarded paper conducts an empirical analysis of the effect of port incentive-subsidies provided for shippers and/or shipping lines using various data of Japanese container ports. In this paper, we identified the amount of incentive-subsidies has no significant impact on container volume handled in the local ports and its feeder routes.

5. Your impression & future plan
In this paper, we address the impact of incentive-subsidies on container volume at the port but also detail analysis on feeder shipping route. This is one of the original and prominent points of our paper and is highly evaluated by the JLS committee members. I consider that it is important to discuss port policy from the viewpoint of value-added trade (i.e. value chain) and fostering export industries. We would like to pursue ideal logistics systems for our society considering these points in my laboratory.