第18回先端材料技術協会国際シンポジウムにおいて高橋・万研究室の森島拓生さん(D1)が最優秀学生発表賞を、Peng Luさん(M1)とZihao Zhaoさん(D3)が優秀学生発表賞を受賞しました。

  • 受賞日 2023年12月1日
  • 氏名 森島拓生(D1)、Peng Lu(M1)、Zihao Zhao(D3)
  • 研究科、専攻等 工学系研究科、システム創成学専攻
  • 受賞した賞の名称と簡単な説明:最優秀学生発表賞:第18回先端材料技術協会国際シンポジウムにおいて、最も優れた学生発表に対して贈られる賞です。 優秀学生発表賞:第18回先端材料技術協会国際シンポジウムにおいて、優れた学生発表に対して贈られる賞です。
  • 研究・活動の説明 最優秀学生発表賞:T. Morishima, Y. Wan, P. Xue, J. Takahashi and H. Akimoto, The application of recycling CFRP sandwich to the blade of a vertical floating offshore wind power generation 講演概要:浮体式縦型洋上風車翼にリサイクル炭素繊維を適用した際の環境・コスト影響に関してLCAとLCC分析を行った結果、リサイクルCFRPの環境影響低減効果とコスト上昇のトレードオフが定量的に明らかとなった。 優秀学生発表賞:P. Lu, R. Xu, Y. Wan and J. Takahashi, Experimental validation of tensile properties of CFRTP-SMC with parallelogram tapes 講演概要:炭素繊維強化熱可塑性シート成形物(CFRTP-SMC)は複雑形状部材の量産に適し、自動車・航空宇宙・建設業界で広く使用されはじめているが、テープ形状は伝統的に長方形であった。本研究では、世界で初めてモンテカルロシミュレーションにより平行四辺形形状のSMCがより優れた機械的特性を発現することを示し、実験により検証した。 優秀学生発表賞:Z. Zhao, Y. Wan and J. Takahashi, Experimental investigation of mechanical properties and internal structure of CFRTP-SMC: influence of tape length and thickness in flow compression molding 講演概要:炭素繊維強化熱可塑性シート成形物(CFRTP-SMC)により複雑な形状の部材を加熱圧縮成形する際、素材の流動によりテープ形状が変化して力学特性に悪影響を及ぼすことが知られている。本研究では、テープの厚さと長さを変え、成形時の素材流動距離がSMCの内部構造や力学特性に及ぼす影響度を系統的に明らかにした。
  • 受賞者コメント 森島拓生:このような名誉な賞をいただけたことは大変嬉しいです。今後も自分の興味関心に従い、研究生活に邁進していきます。 Peng Lu:今回の受賞を非常に光栄に思います。私の成長の原動力となってくれた指導教員と先輩方に心からの感謝を申し上げます。CFRTP-SMCの分野の広大さと深さを考えれば、これからも学ぶべきことが山積みであり、新しい知識や技術を身につける必要があると痛感しています。これからも研究の道を精進していく所存です。 Zihao Zhao:今回受賞できたことは大変光栄なことでした。この国際会議では、洞察を共有し、肯定的なフィードバックを受け、分野の専門家と交流する有益な機会を得ることができ、私の材料科学への情熱を刺激しました。今後は、テープの長さ、厚さ、機械的特性の理解を深化させるためにより広範な実験を行う予定です。

 

髙橋・万研究室の学生が「2023年IHI/SAMPE Japan学生ブリッジコンテスト」の新設カテゴリーRで優勝しました!

  • 受賞日 2023年12月1日
  • 氏名 張帆(M2)、宮本真吾(M2)、路鵬(M1) 、宮本怜(B4)、内藤圭翼(B4)
  • 研究科、専攻等 工学系研究科システム創成学専攻および工学部システム創成学科
  • 受賞した賞の名称と簡単な説明:SAMPE (The Society for the Advancement of Material and Process Engineering) 学生ブリッジコンテスト世界大会は繊維強化複合材料による橋の軽量性を競う年1回の学生競技大会(約100チームが参加)で、今回優勝したのはその日本予選(21チームが参加)のリサイクル炭素繊維部門(カテゴリーR)です。
  • 研究・活動の説明ブリッジコンテストは各大学の学生チームにより設計・製造された繊維強化複合材料製の橋が三点曲げ試験により評価され、規定荷重を超えた橋の中で最も軽量なものが優勝となります。リサイクル炭素繊維部門(カテゴリーR)は昨今のサーキュラリティトレンドを踏まえて今回新設されたもので、協会(SAMPE Japan)から提供されたリサイクル炭素繊維不織布を使用することと橋の最大外形寸法だけが指定され、樹脂や成形法の指定は無いというものです。
  • 受賞者コメント この度、このような賞をいただき大変光栄に思います。今回の受賞にあたり、様々なサポートをしてくださった研究室の皆様に深く感謝いたします。リサイクル炭素繊維を初めて使用したにもかかわらず、予想以上の結果を得ることができました。来年は材料の性能を最大限に活用し、より軽量で優れたブリッジを製造できることを期待しています。