見邨さんが日本地球惑星科学連合2018年連合大会において学生優秀発表賞を受賞

7月10日、当専攻博士課程1年(当時)の見邨和英さんが、日本地球惑星科学連合 2018年連合大会 固体地球科学セクションにて、学生優秀発表賞を受賞しました。本賞は、日本最大の地球科学関連学会である日本地球惑星科学連合大会において、優秀な発表を行った学生に与えられる賞です。 日本地球惑星科学連合 2018年連合大会 学生優秀発表賞受賞者のページ(http://www.jpgu.org/awards/ospa.html) <受賞した研究・活動> ”Origin of common chemostratigraphy of pelagic clay in the North Pacific Ocean: age constraints from ichthyolith stratigraph” <受賞者のコメント> レアアースを高濃度で含む海底資源「レアアース泥」の成因・分布を完全解明すべく、今後も研究に励みます。

平野さんが2018年度人工知能学会全国大会(第32回)において学生奨励賞を受賞

7月26日、当専攻和泉研究室4年生(工学部システム創成学科SDMコース)の平野正徳さんが,2018年度人工知能学会全国大会(第32回)にて、学生奨励賞を受賞しました。本賞は人工知能学会全国大会で優秀な発表を行った学生を表彰する賞です。 2018年度人工知能学会全国大会(第32回)学生奨励賞 https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2018/ https://www.ai-gakkai.or.jp/about/award/jsai_award-conf-s/#CONFERENCE_S <受賞した研究・活動> ”Effects Analysis of CAR Regulations on Financial Markets using Artificial Market Simulations” 金融市場における自己資本比率規制という規制が市場にどのような影響を与えるのかということについて、 人工市場シミュレーションを使用して研究し,市場への不安定化効果についての検証を行っています。 <受賞者のコメント> 今回、人工知能学会全国大会という非常に大きな会議で学生奨励賞に選出いただき、大変光栄であります。 これからも引き続き頑張りたいと思います。

谷中さんが自然言語処理の国際ワークショップにおいてBest paper awardを受賞

8月14日、当専攻博士課程3年(当時)の谷中瞳さんが、言語学・論理学の国際サマースクールThe 30th (2018) edition of ESSLLI で開催された自然言語処理の国際ワークショップ NLP in the Era of Big Data, Deep Learning and Post Truthにて、Best paper awardを受賞しました。 ESSLLI (European Summer School in Logic, Language and Information) http://esslli2018.folli.info/ 国際ワークショップ http://alt.qcri.org/esslli2018-nlp-era/index.php?id=workshop-programme <受賞した研究・活動> ”Towards understanding bilingual textual entailment and similarity” <受賞者のコメント> 今回、このような名誉ある賞を受賞でき、大変嬉しく思っています。 今回の受賞を励みに、今後よりいっそう研究に邁進していきたいと思います。

合田隆 准教授が2017 Joseph F. Traub Information-Based Complexity Young Researcher Awardを受賞

当専攻の合田隆 准教授が、2017年度の Joseph F. Traub Information-Based Complexity Young Researcher Award を受賞しました。 同賞は、情報に基づく複雑性理論 (Information-Based Complexity) と呼ばれる数理科学分野において重要な貢献をした35歳以下の若手研究者に授与されます。 授賞式は、2018年7月にフランス・レンヌで開催された国際会議「13th International Conference in Monte Carlo & Quasi-Monte Carlo Methods in Scientific Computing (MCQMC 2018)」において行われました。 2017 Joseph F. Traub Information-Based Complexity Young Researcher Award https://doi.org/10.1016/S0885-064X(17)30096-1 <受賞者コメント> 日頃の家族の支えと、共同研究者の皆さんとの活発な研究討議なくして、本賞の受賞はありませんでした。この場を借りて謝意を表したいと思います。

西林教授が平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞

当専攻の西林仁昭教授が平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞しました。科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞は、我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究又は開発において顕著な成果を収めた者を顕彰するものです。表彰式は4月17日に実施されました。 平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 (http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/04/1403097.htm <受賞した研究・活動について> 分子触媒を利用した触媒的窒素固定反応に関する研究 <受賞理由>  アンモニアは生命維持活動に必須な人類にとって極めて重要な化合物である。20世紀初頭に工業的な合成法として「ハーバー・ボッシュ法」が開発された。この方法では、高温高圧の極めて厳しい反応条件が必要であり、人類が使用する全エネルギーのうち数%以上を使用するため、より温和な反応条件で進行する次世代型窒素固定法の開発は最重要検討課題の一つである。  本研究では、ピリジンを含むPNP型ピンサー型配位子やN-ヘテロサイクリックカルベンを含むPCP型ピンサー配位を有する窒素架橋二核モリブデン錯体を分子触媒として利用することで、常温常圧の極めて温和な反応条件での触媒的アンモニア生成反応の開発に成功した。また、窒素分子の窒素-窒素三重結合の直接的切断を鍵段階として進行する触媒反応の開発にも成功した。  本研究により、大幅な触媒活性の向上(触媒当たり8当量から最高830当量へ)に成功し、化石燃料や大規模設備を使用せずに、簡単で小規模な装置で霞(かすみ:空気と水)からアンモニア合成が実現可能であることを示した。  本成果は、省エネルギープロセスでの次世代型窒素固定法の開発実現に寄与することが期待される。 <今後の抱負・感想>  本賞を受賞させて頂けたのは研究室の皆さんはもちろんのこと、関係諸先生方のお陰だと、心より感謝致しております。今後も、アンモニアをエネルギーキャリア及び水素キャリアとして利用した「アンモニア社会」の実現を目指して研究を展開する予定です。引き続きご指導ご鞭撻をよろしくお願いします。

谷中さんが言語処理学会第24回年次大会において若手奨励賞を受賞

3月16日、当専攻博士課程3年(当時)の谷中瞳さんが言語処理学会第24回年次大会において若手奨励賞を受賞しました。本賞は,言語処理学会年次大会において内容が優れたものと認められた論文の著者である若手研究者に与えられる賞です。 言語処理学会第24回年次大会のページ(http://www.anlp.jp/nlp2018/) 若手奨励賞のページ(http://www.anlp.jp/award/nenji.html#y2018) <受賞した研究・活動> 自然演繹に基づく文間の含意関係の証明を用いたフレーズアライメントの試み <受賞者のコメント> 今回、このような名誉ある賞を受賞でき、大変嬉しく思っています。今回の受賞を励みに、今後よりいっそう研究に邁進していきたいと思います。

垣内さん,村山さん,山崎さんらがJPHacks Best Audience Awardを受賞

当専攻修士課程の垣内弘太さん(M1)、村山ゆいさん(M2)、山崎卓朗さん(M2)と、工学部航空宇宙工学科の大谷健斗さん、山崎朋征さんのチームが、日本最大規模の学生向けハックイベントJPHacksでBest Audience AwardおよびNEC、LIFULL、三菱モルガンスタンレーの3社からのスポンサー賞を受賞しました。 多様なバックグラウンドを持つメンバーによって構成されたチームが、外出時の赤ちゃんにつけるウェアラブルデバイスの企画・開発を行いました。複数の審査員から今後事業化できる可能性があるとコメントをいただき、それも視野に入れて開発を続けていく予定です。