東京大学

Department of Systems Innovation,School of Engineering,
The University of Tokyo

  システム創成学専攻紹介(HASEKO-KUMA HALL)

◆大学院入試について◆ 入試説明会を4月26日、5月25日に開催します。

教員紹介

教員一覧

羽柴 公博

グローバル循環システム

羽柴 公博 HASHIBA Kimihiro

職 名
准教授
所 属
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻
キーワード
資源開発,採鉱システム,時間依存性,長期挙動,力学モデル
H P
http://kkw.geosys.t.u-tokyo.ac.jp/~labohp/homepage/hashiba/index.html
E-mail
hashiba(at)sys.t.u-tokyo.ac.jp※(at)を@に置き換えてメールを送信してください。

資源イノベーションエンジニアリング

資源イノベーションエンジニアリング

資源イノベーションエンジニアリング

採鉱システムの高度化

鉱山開発の大規模化や低コスト化のため,採鉱機械およびそのシステムの性能向上が求められています.採鉱システムは,対象となる鉱床や岩盤の力学特性も考慮しながら最適化を図る必要があり,シミュレータや性能評価手法を開発しながら検討を進めています.応用例として,わが国周辺に分布する海底鉱物資源の採鉱システムの検討も行っています.

地下構造物の長期利用技術の開発

地下は資源開発やエネルギー貯蔵施設,廃棄物処分施設などとして利用されており,今後は従来に比べてより長期的な利用が見込まれています.このような地下構造物の長期的な安定性評価や維持管理を行うためには,地盤・岩盤の時間依存性挙動を把握する必要があります.そこで,より精密かつ高効率な室内試験法や原位置調査法を開発するとともに,自然現象(地質現象)の工学的利用に関する検討も行っています.

ジオメカニカルモデリング

今後の資源開発においては,深部化,大規模化,維持管理の長期化が見込まれています.このような従来とは異なるシステムを構築するためには,地盤・岩盤の適切なモデル化とシミュレーションが重要となります.地下深部を開発するために重要な三次元応力下での変形・破壊挙動,今後の大規模鉱山開発で利用が広がると考えられるブロックケービングやロングウォールマイニングで重要な引張応力下での挙動,長期的な坑道安定性に寄与する強度回復特性,などを再現できる新しい計算モデルの開発を行っています.

教員からのメッセージ
できるだけ現場を見る、大局を捉えて本質を見極める、大胆な発想で緻密な研究、をこころがけるようにしています。

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