◆大学院入試について◆
志望動機・希望研究内容書の様式をアップしました。
2022.3.12(Sat)
受賞・表彰2022年3月5日、大澤・早矢仕研究室が、横浜市オープンデータ特別功労賞を受賞しました。
<受賞した賞の名称と簡単な説明>
賞名称:横浜市オープンデータ特別功労賞
横浜市では、横浜オープンデータソリューション発展委員会を組織し、学術目的のみならず様々な事業におけるオープンデータの共有と利活用を市民の自発的な活動を推し進めてきました。この活動は、生活と事業における様々な文脈でイノベーションをめざす市民の自発的活動を中心としながら、横浜市役所や大学が強くサポートするという意味ではわが国での先端的な活動であり、世界一斉開催のインターナショナルオープンデータデイに市を挙げてイベントを実施するなど活発な活動を推進してきました。この賞は、横浜市の10年間の活動を経て発展的終結を迎える横浜オープンデータ発展委員会から、その10年間を振り返って貢献の大きかった3団体に与えられたものです。
<受賞された研究・活動について>
大澤・早矢仕研究室は横浜市のオープンデータ活動の早期から、独自に開発したデータジャケットをはじめとするデータ共創支援技術を提供し、横浜市のオープンデータのカタログ化やそれによる価値創成に貢献してきました。独自技術を用いたワークショップも度重ねて多数の市民を迎えて実施して事業創成も導き、また直接データに触れる技術を持たない人も推進できるようなデータ利活用プロセスを展開したことが評価され、3月5日に開催されたインターナショナルオープンデータデイ2022@横浜(主催:横浜オープンデータソリューション発展委員会、後 援:横浜市政策局、横浜市デジタル統括本部)にて本賞を受賞しました。
<今後の抱負・感想>
「データジャケット」を基本とする当研究室のさまざまなデータ共創支援技術とそれによる共創活動から得られたデータ利活用事業は数多くあります。しかしながら、近年ビッグデータやAIという技術への注目への傍らで、ともすると隠れがちになっているのが「新しい人の繋がりを生む」という、データに関するコミュニケーションの効果です。電子化される以前の多様な事象に関する知識や、そのダイナミクスのモデルを結び付けることによって私たちは新たな現象を捉えることができるようになりますが、その過程の中で他者の知識を尊重し、人間関係を形成し、物心ともに豊かな社会を生み出すことができます。このデータ連成イノベーションを横浜市の皆さんが活かせる原動力にはハマッコたちの心の繋がりがありましたが、さらに万人が繋がりを作り出すリテラシーに発展させて日本と世界に普及させる活動を今後も進めます。ぜひご注目ください。