東京大学

Department of Systems Innovation,School of Engineering,
The University of Tokyo

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ドドビバ ジョルジ

グローバル循環システム

ドドビバ ジョルジ DODBIBA Gjergj

職 名
准教授
所 属
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻
キーワード
資源処理、廃棄物処理、リサイクル、環境浄化
H P
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/dodbiba/lab/
E-mail
dodbiba(at)sys.t.u-tokyo.ac.jp※(at)を@に置き換えてメールを送信してください。

資源回収技術の開発、リサイクル技術処理法のLCA比較

資源回収技術の開発、リサイクル技術処理法のLCA比較

原子力廃棄物からのモリブデン除去について

使用済核燃料中のモリブデン(Mo)は、高レベル放射性廃液(HLLW)のガラス固化を しにくくする。ガラス固化体へのMo量制限値は2wt%以下である。そして、Mo量は固 化体発生本数の支配因子となり、Moを80%以上除去できれば、固化体本数が低減で きる可能性がある。そのために、Moの吸着剤を合成し選択除去を試みている。

リサイクルを目的とした廃棄物処理方法の開発

廃棄物処理上、廃プラスチックを焼却処理(サーマルリサイクル)するか選別回収(マ テリアルリサイクル)するかの選択は、環境負荷・費用対効果の観点から定量的に論じる必要がある。または、浮遊選別・金属の浸出による有価金属の回収、金属と誘電体 の静電・帯電選別、磁化率を利用した磁力選別、さらに各種の廃水処理方法の研究を行っている。

リサイクル技術を含めた廃棄物処理法のLCA比較

各種選別等の異なるリサイクル手法、吸着剤を用いた異なる廃水処理法を確立したのちLCAによる環境評価を行っている。

教員からのメッセージ
資源リサイクルシステムの要素技術の開発、プロセスの効率化、およびLCAなどの全体的評価を通じて社会システ ムと資源利用の最適化などに関する実際的な研究を行っています。より環境に優しい社会を作っていきましょう。

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