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グローバル循環システム
持続可能な社会を実現するためには、高効率な資源循環技術が不可欠です。リチウムイオン電池などのE-wasteから、低コストでレアメタルを分離・回収するための技術開発を行っています。廃棄物の最適な粉砕プロセス構築や酸を用いたレアメタルの抽出技術、特定の元素を選択的に回収する技術などについて、産業への応用を前提とした研究を展開しています。
新たな廃棄物有効利用手法の探求リサイクルの難しい廃棄物については、新しい利用手法を検討することでその廃棄物量低減を図る必要があります。本研究室では、コンクリート廃材や製鋼スラグを環境浄化 (廃水処理など) や二酸化炭素の人工固定に利用する手法を検討しています。また,廃プラスチックの産業利用などについても研究を展開する予定です.
海底鉱物資源の選鉱・製錬技術構築陸上の金属資源枯渇が叫ばれる中、海底鉱物資源は21世紀の金属供給を支えるフロンティア資源として重要な役割を果たすことが期待されています。海底鉱物資源、特にレアアース泥やマンガンノジュールの最適な選鉱・製錬技術を確立し開発コストを低減させることにより、実開発を後押ししたいと考えています。