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システム創成学専攻のミッションを達成するために、以下の4重点分野と1プロジェクト分野について教育・研究活動を展開します。
多数の人工物で構成されるシステム(System of Systems)を対象に、全体最適化、ライフサイクル、および個別要素の設計、製造、運用を高度にマネジメントするための方法論を確立することによって、ものづくりの新たな視点を確立し、新しい価値を創出するための工学についての教育・研究を展開します。
グローバル社会における資源やエネルギー、人や製品をはじめ、情報、価値、サービス等の循環により形成されるグローバル循環システムを対象に、これらの循環要素を多面的、俯瞰的に捉え、自然、人間、社会、人工物の共生を達成し得るグローバルで高付加価値の循環システムに関する教育・研究を展開します。
人間の認知・心理や行動決定に関する知見と、社会経済現象の数理に関する知見を基礎として、人間行動を明確化し、数理モデルに基づくシミュレーション等を活用することによって社会経済システムに関わる制度や機能の設計、実現や活力ある豊かな社会の実現に貢献する工学についての教育・研究を展開します。
最新の科学的知見や最先端の技術イノベーションを駆使し、既存システムを根本から再構築することにより、新たな機能をもつ革新的システムの創出が期待できます。そこで、先端的工学知や他分野との境界領域に発生した工学知の活用、さらにそれらを複数組み合わせることによって新たな工学知を生成することによるシステム創成の方法論について教育・研究を展開します。
サービスの多様化、高度化に伴い、従来議論されてきた経済的な効用だけでなく、個人の価値、社会全体の価値といった多様な価値の効用を熟慮しなければならない時代になってきている。このような多様な価値を創造するサービスを適切にデザインするための、サービス評価手法やサービス・モデリング、シミュレーションの知見を創出し,サービス・システムの最適化、イノベーションを実現するための教育・研究を展開する。