東京大学

Department of Systems Innovation,School of Engineering,
The University of Tokyo

 

◆大学院入試について◆ 入試説明会を4月26日、5月25日に開催します。

教員紹介

教員一覧

宮本 英昭

グローバル循環システム

宮本 英昭 MIYAMOTO Hideaki

職 名
教授
所 属
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻/東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻/東京大学総合研究博物館
キーワード
太陽系探査、小惑星、火星、月、宇宙資源
H P
http://www.miya.sys.t.u-tokyo.ac.jp/
E-mail
hm(at)sys.t.u-tokyo.ac.jp※(at)を@に置き換えてメールを送信してください。

太陽系の探査と宇宙資源

太陽系の探査と宇宙資源小惑星上での粒子流動の発券 Miyamoto et al.,Science(2007)

太陽系の探査と宇宙資源宇宙ミュージアムTenQ 宮本ほか,日本惑星科学会誌(2014)

太陽系探査計画の推進と探査技術の開発

はやぶさ2小惑星探査機や火星衛星サンプルリターン計画(MMX)など、主にJAXAが進める探査計画に参加し、小惑星や火星、月、衛星に関する研究を進めています。特に固体天体の表層レゴリスについて多角的な研究を行っていますが、私たちはこれを宇宙資源開発に資する基礎研究と位置付けています。さらに電波サウンダ―や高エネルギー粒子トモグラフィ技術など、本格的な宇宙資源探査に向けた新しい探査手法の開発も、国内外の研究者らと進めています。

惑星地質学、数値計算、機械学習をベースとした宇宙資源の研究

太陽系を構成する300万個以上の天体には、無尽蔵の資源とエネルギーがあります。これらを人類が利用する日は来るのでしょうか?各国の宇宙探査プロジェクトは近年勢いを増し、太陽系に関する人類の理解は急速に進んでいます。私たちはこうした科学的知見に基づき、固体天体の表面状態や元素・鉱物の濃集プロセスに関する理解を深めることで、次世代資源とみられる地球外資源(宇宙資源)の実態を捉えようとしています。

資源と文明の俯瞰的解析と学術普及活動

人類の活動域を宇宙へと広げるのは、喫緊でなく次世代の課題でしょうか?こうした社会的な問いに合意を形成するには、理・工学のみならず、人文・社会科学も含めた俯瞰的な視点で議論し、これを広く一般に普及することが重要です。そこで私たちは㈱東京ドームと協働し、宇宙ミュージアムTeNQで太陽系探査の最前線について紹介する展覧会を開催しています。

教員からのメッセージ
人類の宇宙への進出は、もはや止められない勢いがあると思います。民間企業も月や惑星を探査する時代になりました。それではどの天体で何を探査し、いかに利用するか―これには探査の成果や観測事実に立脚した科学的な考察が不可欠です。月や惑星で人類は何をやるべきか、実際の宇宙探査計画に加わりながら、一緒に考え、挑戦してみませんか?

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