東京大学

Department of Systems Innovation,School of Engineering,
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2024.10.4(Fri)

受賞・表彰

髙橋・万研究室の学生が「2024年IHI/SAMPE Japan学生ブリッジコンテスト」のカテゴリーRで二連勝しました!

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・受賞日:2024年9月19日
・氏名:任 相垣(D1)、張 帆(M2)、叶 楷巍(M1)、許 多韜(M1)、庄子 慈人(B4)
・研究科、専攻等:工学系研究科システム創成学専攻および工学部システム創成学科
・受賞した賞の名称と簡単な説明:SAMPE(The Society for the Advancement of Material and Process Engineering)学生ブリッジコンテスト世界大会は、繊維強化複合材料を用いた橋の軽量性を競う、毎年開催される学生競技大会です(約100チームが参加)。今回、日本予選におけるリサイクル炭素繊維部門(カテゴリーR)で優勝しました。東京大学チームはこのカテゴリーで2年連続の優勝を果たし、来春に米国で開催される世界大会への出場権を獲得しました。
・研究・活動の説明:ブリッジコンテストでは、各大学の学生チームが設計・製造した繊維強化複合材料製の橋が三点曲げ試験で評価され、規定荷重を超えた橋の中で最も軽量なものが優勝します。 リサイクル炭素繊維部門(カテゴリーR)は、昨今のサーキュラリティトレンドを受けて昨年新設された部門であり、SAMPE Japanから提供されたリサイクル炭素繊維不織布を使用すること、および橋の最大外形寸法だけが指定されています。樹脂や成形法については指定がなく、自由度の高い部門です。
・受賞者コメント: この度、このような賞をいただき大変光栄に思います。今回の受賞にあたり、様々なサポートをしてくださった研究室の皆様に深く感謝いたします。昨年の実績を踏まえ、再生炭素繊維の成形技術をさらに磨き上げ、期待を上回る成果を達成することができました。リサイクル炭素繊維ブリッジの性能(9,981 lbf)は、バージン炭素繊維を使用した場合のグループG基準(10,000 lbf)を超える可能性を示しています。2025年5月の世界大会では、再生炭素繊維材料の性能を最大限に引き出し、より軽量で優れた橋を実現するため、引き続き改良に取り組み、入賞を目指してまいります。


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