東京大学

Department of Systems Innovation,School of Engineering,
The University of Tokyo

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村上 進亮

社会経済システム

村上 進亮 MURAKAMI Shinsuke

職 名
教授
所 属
東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻専攻
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻(兼担)
キーワード
持続可能な資源利用、産業エコロジー、鉱物資源経済学、社会システム設計と評価
H P
http://lead.geosys.t.u-tokyo.ac.jp
E-mail
smurakam(at)tmi.t.u-tokyo.ac.jp※(at)を@に置き換えてメールを送信してください。

持続可能な資源利用

持続可能な資源利用

持続可能な資源利用

持続可能な資源利用のための社会システム

マテリアルフロー・ストック分析、LCAといったIndustrial Ecologyと呼ばれる分野での手法と、古くから行われてきた鉱物資源経済学における枯渇性資源利用に関する研究の知見を踏まえ、金属などの鉱物資源が社会の持続可能性を阻害しないための社会システム全体のデザインと、その評価指標について研究をしています。

鉱業(Mining)と環境

資源のライフサイクルには、天然資源採取、その利用、リサイクル、最終処分などが含まれますが、鉱山開発がある程度環境に影響を及ぼすことは不可避です。ですが、その影響は正確には把握されていないのもまた事実です。そこで、その定量的な評価と、その上での鉱業の社会受容性について研究を行っています。さらに、鉱山業界の構造について分析を行うことで、古典的な資源リスクと、環境などに起因する間接的なリスクの統合化によるCriticalityの算定などにも取り組んでいます。

消費者行動とリサイクル制度

リサイクルには技術的な課題が多くあります。他方で、「退蔵」や「不適正な輸出」などそもそも適正な技術プロセスへ、使用済の製品が渡らないという問題があります。そこでの最大の問題は、これらを排出する消費者の行動を理解することと、その上で適切な社会システムを設計することです。ここでは、消費者行動の調査・分析から、その結果を用いたシミュレーションなどを通し、リサイクル促進のための社会システム設計についての研究を行っています。

教員からのメッセージ
資源の枯渇が、社会の持続可能性を阻害しないような資源の使い方を、資源開発技術、消費者の行動、産業構造などの包括的な分析を通して考えています。まずは一緒に考えてみる、そんな人を歓迎します

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