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柴崎 隆一

所属:システム創成学専攻
役職:准教授
生年:1974年
出身:東京都
E-mail:shibasaki@sys.t.u-tokyo.ac.jp
URL:http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/shibasaki/

グローバル・ロジスティクス・ネットワーク

 

世界規模の国際物流シミュレーションモデル

交通工学分野で標準的に用いられるネットワーク分析手法を活用し、世界規模の国際海上コンテナ貨物輸送ネットワークと世界各地域の陸上(背後)輸送ネットワークを統合したインターモーダルな国際物流モデルを構築して、世界各地に適用しています。これまでに、中米、東南アジア(メコン下流域)、南アジア、中央アジア(上図)、大洋州などを対象としてきましたが、今後は、これらに加え、アフリカ、南米や北極海航路などにも取り組んでいく予定です。

また、JICAや国土交通省などの政府機関、アジア開発銀行などの国際機関と連携して、具体的なインフラ開発等のプロジェクトにモデルのアウトプットを提供することをめざします。様々な種類の入力データの効率的なハンドリングや、現状値の入手が限られるなかでどうやってモデルの精度を高めていくかという点もポイントです。

 

船舶動静データを活用した物流モデルの構築

一定以上の大きさの船舶に標準的に装備されているAIS(自動船舶識別装置)等から取得される船舶動静データは、海上輸送分野のビッグデータといえます。これを活用し、様々な種類の船舶(コンテナ船、バルクキャリア、タンカー等)の航行ルートを地球規模で把握し、さらに、船舶の挙動特性などを踏まえ、AISデータからは直接把握できない貨物の流れを推計する手法を開発します。船舶工学の知識も反映しつつ、誤差を一定程度含む膨大なデータからより効率よく推計を行うアルゴリズムを構築していきます。


Message 物流研究は、現実に起きていることへの理解、モデリング・データハンドリング技術、そして経済等の背景知識が総合的に要求される分野です。これを地球規模で包括的に俯瞰するという試みに一緒に挑戦しませんか。

Keyword:国際物流、海上輸送、インターモーダル、ネットワークモデリング、データマイニング・解析

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