«一覧に戻る

佐藤 光三

所属:エネルギー・資源フロンティアセンター
役職:教授
生年:1960
出身:宮崎県
E-mail:sato@frcer.t.u-tokyo.ac.jp
URL:http://gpre.geosys.t.u-tokyo. ac.jp/sato/index.html

持続可能なエネルギー資源開発と環境共生

image-518 image-528 image-530

持続型炭素循環システムの構築

化石燃料起源のCO2が自然の炭素循環を乱しています。環境共生の観点からはCO2を 地圏(産生源)に封じ、炭化水素(従前の形態)に変換することが自然調和的行為です。 炭化水素はエネルギー源として再利用でき、エネルギー枯渇問題へ一つの解を与えま す。炭素循環に持続性を付与することで、環境とエネルギーの相補的システムが構築 できます。そのために、CO2地中貯留の最適化、CO2のメタン変換等を研究しています。 (INPEXと連携)

 

エネルギー資源開発と不確実性下の意思決定

エネルギー資源開発では、鉱区取得や開発手法の選択など多くの局面で重要な意思決 定が求められます。一方で、遠隔地下の広大な油ガス田の特性を把握するのは困難で あり、潜在的な不確実性を排除することは不可能です。正確な現象把握を前提とした 決定論的アプローチに代り不確かさを認めたうえでの確率論的アプローチが必要との 観点から、不確実性下の意思決定手法を包括的に研究しています。(JXと連携)

 

非在来型資源開発のためのシミュレーション

資源開発の支援ツール整備は喫緊の課題です。例えばシェールガス開発では、水平坑 井とフラクチャーが作る複雑な流動経路ならびに連続体の仮定から逸脱したクヌーセ ン流れまでも表現できるモデルが必要とされます。対象の性状とその不確定性を把握 し、流体挙動を多側面から攻究することが重要です。このような観点から、FDM、 CVBEM、LBM、CIP、MDなどを統合的に利用したシミュレーション技術の開発に取り 組んでいます。


Message 我々の世代に突きつけられたエネルギーと環境の喫緊の課題に対して、実効性のある解決策を研究・開発する実 践型工学に取り組んでいます。評論家ではなく、自ら問題解決に当たる工学者の育成を目指しています。

Keyword:持続型炭素循環システム、CCS(CO2地中貯留)、エネルギー資源開発、不 確実性下の意思決定、シミュレーション

«一覧に戻る