東京大学

Department of Systems Innovation,School of Engineering,
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  システム創成学専攻紹介(HASEKO-KUMA HALL)

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2019.11.6(Wed)

イベント

エッグドロップ甲子園2019 開催報告

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エッグドロップ甲子園2019 開催報告

開催日時:2018年 11月3日(日、祝)
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部3号館31号教室および中庭
主催:エッグドロップ甲子園実行委員会
共催:東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻

高校生へのものづくり、設計工学の啓蒙として、「エッグドロップ甲子園」と題するイベントを開催した。これは、高さ10mの高さから落とす卵を守るプロテクターを紙で設計、製作し、高校別の3人1組のグループで競う競技であり、2013年から柏キャンパスで行っており、今回で7回目となる。関東周辺の高校から、34組102名の高校生が参加し、それぞれ非常に工夫されたプロテクターが作成された。
競技に先立ち、鈴木教授より複合領域設計、システム創成学についてミニ講義が行われ、その後プロテクターの制作が行われた。昼休み後、3号館の中庭において卵を装着したプロテクターを、「エッグ」のかけ声とともに各チームが落下させた。参加者からは大きな歓声が上がり、大変な盛り上がりであった。成功率は年によって大きく変わるが、今年は6割が成功と従来より高い成功率となり、各チーム十分準備をしてきた成果が見られた。
卵が割れなかったチームの中から、制作時間、使った紙の量、人気投票の結果をもとに順位が決められ、表彰式が行われた。群馬県立桐生西高校が優勝、都立国際高校が2位、栄光学園高校が3位となった。また、技術的に優れたチームに送られる東京大学賞に駒場東邦高校、デザイン賞に国際基督教大学高校、ユニークなアイディアに贈られるカネパッケージ賞に常総学院高校が選ばれ、チーム全員に表彰状および副賞が贈られた。参加者らは、一様に熱心に製作に取り組み、ドロップに歓喜の声を上げ、入賞チームは喜びを爆発させていた。いくつかの高校では、物理部の活動の中にエッグドロップを取り入れ、本大会への参加を目標にしているということであった。

 

 

 

 

 

 

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